2012-01-01から1年間の記事一覧

映画「ぼくが処刑される未来」

並。決して悪くはない。よく出来たVシネという感じ。CGなども割と違和感なく使われているし、ライダーのような格闘シーンがあるわけではないので派手さはないがその分落ち着いて演技を見られます。主人公はフォーゼの弦ちゃん。弱気な青年役でしたが、フォー…

映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」

並。あくまで4連作の3作目。アニメーションのクオリティ自体はさすがの出来だが、話としてはつなぎの感がアリアリ。既存のファンは見るべきとは思うが、新規を引き込めるかという意味では微妙。ただ、全2作と違って完全新脚本なので見応えはあった。わかりづ…

映画「任侠ヘルパー THE MOVIE」

並。ドラマはまったくみていませんが、それなりに楽しめました。ただ、見終わったときにイマイチなにをテーマとしているのかがわかりませんでした。色々と中途半端な感じ。 あくまで主演・草磲剛をみにいった映画だったのでその点については不満がありません…

映画「アルゴ」

やや良。最寄りの映画館は22日で終了だったので、みにいってきました。基本的には実話。おおよそ実際に行われたことを基本に映画も構成されているようです。映画を見たあと原作本の後日談あたりを少しだけ立ち読みしてみましたが、色々脚色されていることや…

映画「Thuppakki」

やや良。マレーシア、クアラルンプールで公開初日(11月13日)に観賞できました。超満員の映画館入口前を抜けて、ほぼ全員がインド人な満員の観客とみる映画はまた楽しい経験でした。料金は特別料金のためRM13。通常はRM10くらい。英語字幕あり。http://www.…

映画「白雪姫と鏡の女王」

並。ここのところ続けて白雪姫ベースの映画が公開されていましたが、そのうちの1本。当初日本でも公開予定なしということだったように思うんですが、見たいと思っていたので無事公開されてよかったです。誰もが知っているストーリーを使って、それなりにみら…

映画「あなたへ」

良作。映画好きの人におすすめしたい。劇場公開はそろそろ終了でしょうけれども、DVDででも是非。富山から長崎まで散骨のために車まで旅をするロードムービーですが、風景を楽しむようなところはほとんどなく出演者の演技を堪能する映画だったかなと。そうい…

映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」

やや良。公開翌日に見に行ってはいたんですが、感想あげてなかったので一応。スピンオフした作品はみてないんですが、本編シリーズはそれなりに追ってみていました。そういう意味での集大成としてみて置いて損はないかなという程度にはまとまっていたように…

映画「ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode 1」

並。よくあるハリウッドアクション映画を改めて台湾で再構成してみた、というような作品。出来そのものは悪くないとは思いましたが、「この映画だからこそ!」といった部分はまったくない。わざわざ選んでみるほどでもないが、見て後悔するほどでもない、そ…

映画「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!/特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!」

やや良。見ている子どもたちも集中してみているのか場内静かでした。フォーゼは、今回の映画は単純でちょっと派手すぎるかなとは思ったけど、最後の総集編的な内容と考えればよかったかな。フォーゼからウィザードへバトン受け渡し時期の映画としては上出来…

BD「Raavanan」

並。映像や演技の質そのものは文句なく一級品といえる出来に仕上がっているとは思うんですが、なんともって内容が…。マニ・ラトナム監督はいったいなにを訴えようとしていたのか、全く理解出来ませんでした。見終わった感想も「だからなに?」という感じです…

映画「ファミリー・ツリー」

並。テーマそのものは凡庸。配役についてはよく出来ていました。舞台のハワイも見ていて楽しいところもありました。音楽も効果的に使われていたように思います。主演ジョージ・クルーニー。なんというか普通のおっさん役。とてもいい感じのキャラクターでし…

映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」

やや悪。みていてちょっとダレました。実際前の席で見ていた男の子も途中で飽きてました。その後派手な格闘シーンがあったのでちょっと盛り返していましたが。今回の映画で大きな役割を果たしていたのはディケイドとゴーカイジャー、それとフォーゼとゴーバ…

映画「HOME 愛しの座敷わらし」

やや良。予告編で見て感じるよりもよくまとまっていました。派手なところはないですし、続編だとかが期待されるような盛り上がりもないですけども、見ていてほっとするようなそんな佳作。水谷豊がお父さん役。キャラが若干相棒の刑事さんに引きずられている…

DVD「おいしいコーヒーの真実」

並。Wikipediaによるとテレビドキュメンタリーで制作された作品を、リメイクして映画化したものだそうです。そのためか若干やらせっぽく感じるようなシーンも散見されました。繰り返しの撮影になったのでしょうか。また、現在はコーヒー取引価格の上昇により…

DVD「ファーストフード・ネイション」

並。レンタルDVDでの視聴。原作本があってそれの映画化らしいですが、ドキュメンタリーにするには対象企業側の都合が当然悪いので製作できず、ドキュメンタリー風のフィクションに仕上げたものということです。中南米からの不法移民とその労働力を搾取しつつ…

DVD「闘茶〜Tea Fight〜」

駄作。とてもオススメ出来ない。台湾の林華泰茶行がでてる、という情報”のみ”に期待してみた映画でしたが、ひどいストーリーでした。出演者各個人の演技はそれなりにがんばっているように見える部分もありましたが、予算不足によるんじゃないかと思う群衆の…

映画「ロボット」

タワーレコードの情報誌、intoxicateによる試写会で見に行ってきました。やや良。全体の編集は割によくされていて、物語の流れで?となるようなところも特になく、楽しむことが出来ました。自分自身としてはやはりタミル語版DVDで一度みていることもあって色…

映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

微妙。中華航空の機内モニター、日本語吹き替えで視聴。メリル・ストリープが日本公開前にわざわざプレミア試写会へ来日するなど大きな広告キャンペーンを張っていましたが、映画は残念な出来。メリル・ストリープの演技に文句はまったくないが、逆に言うとそ…

映画「僕達急行 A列車で行こう」

並。安心してみられるとは思いますが、中盤から終盤にかけてちょっとダレました。それでも森田芳光監督らしい、ほのぼのとした映画に仕上がっているとは思います。ただ、完全に男性向きだろうと思います。瑛太と松山ケンイチが主人公といったところですが、…

DVD「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」

やや良。レンタルDVDでの視聴。個人的には知らなかった事項などが色々取り上げられていたのでとても面白く見ることが出来ました。ただ、万人には勧められないと思います。そもそもエンロンという会社名を知らない人、当時カリフォルニアで発生した電力危機問…

DVD「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」

良作。レンタルDVDでの視聴。誤りと偏見に満ちているが、それを理解した上であざわらっている映画。ものすごく評価が分かれているし、また受け入れられない人も多いでしょう。ただ、すべてがリアルなのではなく、演出されたものも混ざっています。モンティパ…

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

微妙。予告編を見た限りでは面白そうだと思っていたんですが、本編ではもやもやしたまま見終わってしまった感じ。好評なようですから、いいものを感じる人も多いんでしょうが、わたしはダメでした。トム・ハンクスは存在感のあるチョイ役。細かいところはさす…

映画「TIME/タイム」

やや良。ギミックがとても興味深いもので、最後まで楽しんでみることが出来ました。また時間そのものを通貨としても使うなど見ている側を引き込む要素はそれなりに揃っていたように思います。ただ、最後はよくある感じのオチであるとは思いましたし、それが…

BD「Oosaravelli」(Telugu)

並。エンターテインメント作品としてわりきって、素晴らしいほどのご都合主義。悪役は話し合いが終わるまで待ってくれるし、すべてタイミングがよすぎるくらいによい。「え、このエピソードそれで終わりなの?」と思うような素晴らしい割り切りもありました…

BD「Angaadi Theru」

やや良。日本人が期待するタミル映画としては相当に地味な部類には入ると思いますが、社会風刺映画としてはよく出来ているでしょう。日本人の知らない現在のインドを見て感じ取るにはいい映画じゃないでしょうか。もちろん映画ですから一応フィクションでし…

映画「はやぶさ 遥かなる帰還」

複数映画化されているはやぶさ映画の東映版。他作と比較はしていないので差はわかりませんが、予告編を見る限りでは一番マシそうだったので見てみました。並。やはりリアルタイムで実況されていたものを見ていた身としては、再現映画にあのときのあの感動を…

BD「ゴジラ(昭和29年度作品) 」(米国盤)

傑作。これはもう間違いない。いまでは子供向け娯楽映画になってしまった”怪獣映画”とは違う、まったくの大人向け。第二次世界大戦での敗戦後平和を誓った日本からの、当時各国で進んでいた新兵器開発への警鐘とも思える反戦映画。白黒映画であるためもあっ…

BD「パッテンライ!! 南の島の水ものがたり」(台湾盤:八田與一)

並。アニメの質は教育用アニメを出ないレベル、内容についても不足していると思わざるを得ない部分がたくさんあります。それでもこの人物を日本国内で題材として取り上げ、作品を完成させたことに意味があると思います。日本人としてもっと知っているべき人…

映画「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」

並。デルタ航空の機内モニター、日本語吹き替えで視聴。日本では3/31に公開。実際に今年行われている、アメリカ合衆国の大統領選挙の前哨戦である予備選挙の内幕を描いた映画。これも日本人にとっては親しみの薄い題材。予備選挙という間接選挙である仕組み…