映画「僕達急行 A列車で行こう」

並。安心してみられるとは思いますが、中盤から終盤にかけてちょっとダレました。それでも森田芳光監督らしい、ほのぼのとした映画に仕上がっているとは思います。ただ、完全に男性向きだろうと思います。

瑛太松山ケンイチが主人公といったところですが、イケメン二人が無理してダサくしてる感がやっぱりありました。そもそもスタイルよすぎるし…

ピエール瀧が九州の会社社長役。オンオフの切り替えができる、落ち着いたおっさんキャラ。

貫地谷しほりはイラっとする役。でもまあわりとどうでもいい。女性陣で迫力があったのはやはり松坂慶子。キャラ的には無駄かなとも思う部分もありましたが、存在感アリアリでした。ただ、女性陣は映画全編を通して本当に影が薄いです。

ストーリー展開も超ご都合主義だし、瑛大が見合い相手に振られる理由もいかにもなもの。色々と「ないわー」と思う部分がありながらも楽しく見られました。大当たりはしないでしょうがはずれもしないんじゃないかという、そんな映画。

http://movie.maeda-y.com/movie/01654.htm 超映画批評 65点