映画「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」

並。デルタ航空の機内モニター、日本語吹き替えで視聴。日本では3/31に公開。実際に今年行われている、アメリカ合衆国の大統領選挙の前哨戦である予備選挙の内幕を描いた映画。

これも日本人にとっては親しみの薄い題材。予備選挙という間接選挙である仕組みそのものもよくわからないですし、また支持する候補がアメリカの大統領になった場合にどれだけの恩恵を受けるのかも正直想像もつきません。そういったことが具体的にイメージできないために楽しみきれない感じもありました。物語そのものはそこまで複雑ではないと思うんですが、登場人物の心理変化が選挙にからむものなので題材を理解した上でないとやはりわかりづらいと感じたのかもしれません。題材的に難しいという感じです。

登場人物としてはフィリップ・シーモア・ホフマン演じるポールの考えは共感できるものがありました。それだけでは複雑化した世の中を生きていけないでしょうが、人間の基礎的なものとして重要なことってやっぱりありますよね。

http://www.cinematoday.jp/movie/T0010866