映画「ファミリー・ツリー」

並。テーマそのものは凡庸。配役についてはよく出来ていました。舞台のハワイも見ていて楽しいところもありました。音楽も効果的に使われていたように思います。

主演ジョージ・クルーニー。なんというか普通のおっさん役。とてもいい感じのキャラクターでした。

シェイリーン・ウッドリーがマットの長女役。とても若々しさあふれる役で、水着のまぶしいシーンなども魅せてくれました。話が進むにつれて一気に落ち着いて、家族の調整役のようなことをやっていました。今後どんどんと活躍してくる女優さんになりそうに思いました。

ニック・クロースは長女の彼氏役。道程に非家族ながら同行していましたが、視聴者の代理みたいな立場でしょう。ちょいちょい笑いをもらたしてくれました。

ストーリー自体は家族の再生ということで特に目新しいところもありませんでしたが、無難にまとまっていた感じ。個人的には多数の賞候補に挙がっていたほどの作品だとも思えませんでしたが、よくまとまってはいるので見て損はない映画でしょう。

日本版の予告編は見ない方がいいでしょう。内容見せすぎです。