2011-01-01から1年間の記事一覧

映画「リアル・スティール」

並。クオリティは高いしよく出来てはいるが、だからといってどうということはない映画。ヒロインはエヴァンジェリン・リリーですが、物語が完全に親子間で進んでいくのでほとんどチョイ役といってもいい程度の出演。ぱっと見でものすごい魅力を感じるような…

映画「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

良作。余韻などはとくにないが、スカっと頭を空っぽにして楽しむにはとてもいい映画。実は過去3作をみていないので継続性などはまったくわからないんですが、それでも十分楽しめました。画面効果、音響効果が映画そのものに大きく影響していると思うので、映…

映画「フェア・ゲーム」

公開直後に見たんですが今更ながらの感想です。平日昼間の回でしたが非常に混んでいました。並。ろくに下調べしないで見たために実話だとは知りませんでした。最後に実話であることと実際の映像が出てきますが、改めてみてみてもよく出来てるなとは思いまし…

DVD「Enthiran」

Ayngaranから発売されるであろうBlu-rayを割とすぐに発売されたTelugu語版などをパスしつつ、情報、感想等すべて避けて内容を把握しないまま我慢して待ち続けましたが、1年たってもまだ発売されないのでさすがにあきらめてマレーシアに旅行に行ったついでにL…

BD「乾いた花」(米国盤:Pale Flower)

やや良。ヒロイン、加賀まりこのキャラクターが素晴らしくよい。主演の池部良も非常に虚無感あふれるヤクザを演じています。米国版クライテリオンコレクションBlu-ray。比較的古い映画ですし、また撮影手法的にも薄暗い空間をわざと使っているようなところが…

映画「Engaeyum Eppothum」

マレーシアのSentulにあるLotus Five Star Sentul Cineplexという映画館でみてきました。料金はRM10。場所の把握が甘くてかなり迷いましたが、なんとかたどり着くことが出来ました。英語字幕あり。客10人くらい。俳優陣は地味め。かろうじて女優さん2人だけ…

BD「初恋」(台湾盤:初戀)

普通。3億円事件と恋物語の関連性に必要性が正直感じられない。登場人物も物語を構成する必要以上に人数が多く、無駄が多い気がします。個々のエピソードはそれなりにまとまっていると思いますが、全体としてはイマイチの感もあります。舞台は50年ほど前の60…

映画「仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」

やや良。オーズもゴーカイジャーも一度も見たことないのに見に行ってみました。仕組みとか前提がまったくわからないながらも、まずまず楽しめました。・仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル なにはともあれ暴れん坊将軍。前情報なしで見に行…

映画「探偵はBARにいる」

良作。PG12ではあるが、わりと誰にでもオススメ出来る出来。全体のストーリーは正直凡庸だと思うんですが、とにかくキャラが立ちまくっている。終盤ちょっとだれ気味になった感もありましたが、タイトルにふさわしい後味だったように思います。大泉洋演じる…

映画「シャンハイ」

駄作。見終わったときに「だからなに?」というのが感想でした。ほめられるポイントはもちろん多数ありますが、だからといって推奨できるような映画からはほど遠い。舞台は太平洋戦争開戦前、支那事変最中の上海。租界という特殊な空間は維持されつつも存在…

映画「ライフ ―いのちをつなぐ物語―」

やや弱。日本での配給にエイベックスがからんだのが悪い方向に影響しているとしか思えない。配給初日だったので客の入りはよかったが、正直やや眠くなった。余韻に浸る気もなくすぐ帰りたくなりました。ナレーションは松本幸四郎と松たか子、必要性0。エン…

映画「コクリコ坂から」

並。普通のアニメ映画としてきっちり仕上がっているとは思う。個人的に”ジブリの新作”に期待してるものは「これじゃない」ということでやや低めに評価。9月1日の初回朝9時の回、観客は10人チョイでした。時代は朝鮮戦争後ということですが、「古き良き時代」…

映画「この愛のために撃て」

良作。PG-12なので誰にでも、という訳にはいかないのですが大人には薦められるお手軽エンターテインメント作品。85分と短いですし、盛り上がる箇所も複数あるので体感的にはあっという間に終わりました。スピード感はかなりあります。主要登場人物も多くない…

BD「歩いても 歩いても」(米国盤:Still Walking)

良佳作。日常を淡々と描いてる映画なので賛否が非常に分かれているようですが、わたしはいい映画だと思いました。後世に残る偉大な映画、というほどではないと思いますが、一部の人には強い印象を残す、そんな映画かな。舞台は非常に限定的で、基本的に自宅…

BD「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY」(米国盤)

映画館で3D版をみた後なので感想については割愛。3D非対応の家庭で見る分には問題ない質だと思います。リファイン版がでた後に旧版を購入することについてはちょっと考えましたが、やはり価格差があるので…。http://d.hatena.ne.jp/zeton/20110408/130226984…

BD「風の谷のナウシカ」(台湾盤:風之谷)

これまでに何度も見ている映画ですが、やはりよい。今見ても、また改めて感じるものがあります。感想等はもう言い尽くされていると思いますので省略。台湾盤BD+DVDセットは通常ケースにスリップケース付き。通常ケースは日本語表記。スリップケースは中国語…

映画「奇跡」

やや弱。特に「おもしろい!」というポイントもなく、奇跡というタイトルテーマについてもはっきりわかるところがなかったように思います。実際一緒にいった母は途中で寝ていましたし…。淡々とした物語を楽しめる人でなければ相当に退屈な映画かもしれません…

映画「さや侍」

普通。本当に普通の映画としてきっちり仕上がっているとは思う。ただ、この映画を見に来る観客が求めているものがこれかというと、それは違うと思うので若干低めに評価しました。全体的には松本人志らしさ、くささは薄く、本当にふつーの映画になっていると…

BD「Brindaavanam」(Telugu)

良作。全体的なバランスがとにかくよい。登場人物が相当に多いが、重要なキャラは存在感が大きく、そうでないキャラは出番が終わったらいなくなりはしないがきっちり存在感が薄まっていた、そんな感じ。エンターテインメントとして完成されている。Jr.NTR。…

BD「悪人」(台湾盤)

良作。見終わってスッキリさわやかという映画ではないが、現代社会でどこにでもありそうな、そんな問題を描いた映画。誰にでも薦められるという種の映画ではないが、非常に完成度は高い。男女の出会いもほとんどない閉塞した田舎で、出会いを求める愛に飢え…

映画「ジュリエットからの手紙」

良作。大筋はややべたな恋愛ものと50年という長い年月を経た恋愛の2本立て。ストーリーは単純でオチも読み読みですけども、気持ちよく誰にでもお勧め出来る映画だと思います。舞台はイタリア。主人公のアメリカ人女性がイタリアかぶれの婚約者と婚前旅行。英…

映画「ブラック・スワン」

やや良。映画そのものはよく出来ているし、ナタリー・ポートマンの演技もアカデミー賞受賞にふさわしい演技だったと思います。ただ、スリラーなんで当たり前ですが怖いし痛々しいところが結構多くて何度かドキっとして心臓に悪かった。登場人物は実質4〜5人…

BD「スウィングガールズ」(台湾盤:揺擺女孩)

佳作。表面的にはめでたしめでたしだが、個々のエピソードで他者に対してひどい行いをする場面があるなど色々問題もある。明確な期間は記されていないが短期間に演奏技術も劇的に向上するが、基礎練シーンが極端に少なく完全にいいとこ取りになっているとこ…

映画「100,000年後の安全」

普通。現在進行形で世界が抱えている問題の、フィンランドという国家が用意した一つの解決策に対しての問題提起などを描いたドキュメンタリー。NHKのBSでも放送されていたようです。淡々とした映像が続くので、若干眠くなりました。実際いびきをかいてる人も…

映画「ミスター・ノーバディ」

傑作。よくこれだけややこしい話をここまでキレイにまとめたな、というのが一番の感想。同時並行で3つの話が進みますが、きちんとわかるように描き分けられているので迷うことなく理解することが出来ます。人生に於ける分岐点、そのいくつかを別れた先はど…

BD「Kaavalan」

普通。まずまずよく出来ているとは思うし、オチにも意外性を感じつつもキレイにまとまっていた。ただ、Vijayらしさが薄いし、Asinにも以前ほどの魅力を感じなかった。元々はマラヤラム語映画で、それを同一監督でのタミル語リメイクだったようです。Vijayフ…

DVD「ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説」

やや良。秋葉原の中古屋で300円で購入。冷静に冷めた目で見ちゃうと完成度は低いけどそれなりに見られた。予算や時間的な関係もあるんだろうし質的には微妙な部分もあるがなかなかのものができあがっていたと思います。細かいストーリーがうんぬんとかそうい…

BD「リトル・ミス・サンシャイン」

普通。各キャラクターの特徴はよく出ているし、物語が破綻しているようなところも少ない良佳作、といった感じです。ただ、最後まで見てもキャラクターやおのおのの関係性は印象に残るが、そもそもの目的を忘れてしまうほどテーマがなんなのかということがも…

映画「ザ・ファイター」

普通。実話ベースで完成度は非常に高い映画だとは思うが、だからといってすべての世界で共通して楽しめる映画にはならない、という典型かもしれない。とにかく地味な映画だと思うし、ボクシングの試合シーンも現実的に作ったというように派手さが薄い。エン…

映画「漫才ギャング」

やや良。初監督作「ドロップ」はみてなかったんですが、割に評判もよかったようなので見てみたんですが、思ってたよりは全然楽しめました。主演の佐藤隆太と拘置所で同室となり、相方になるのが上地雄輔。二人がコンビを組んで漫才をやるわけですが、周りは…