DVD「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」

やや良。レンタルDVDでの視聴。個人的には知らなかった事項などが色々取り上げられていたのでとても面白く見ることが出来ました。ただ、万人には勧められないと思います。

そもそもエンロンという会社名を知らない人、当時カリフォルニアで発生した電力危機問題について記憶にない人、そして証券取引などの金融に興味がまったくない人がみたらこの映画は眠いだけでしょう。そもそもそういう人が興味を示すとも思えませんが。

先頃任期を終えて知事を退任したシュワルツェネッガーがそもそもなぜ知事になるに至ったのか、ということも出てきていましたが、そういう裏があったのかと全く知らなかった話が出てきていたのでその点も興味深かった。

企業としての善悪の判断基準はどこにあるのか。証券取引で莫大な利益を上げるのは悪いことなのか、など色々考えさせられることがあると思います。日本でもライブドア問題や昨年の震災後東京電力が起こしているさまざまな問題など、かぶるところもあるでしょう。興味があれば是非みてもらいたい。