2007年にヒットしたテルグ映画のリメイクだそうですが、なかなかに悪くない出来でした。なぜこの映画のDVDを買ったかというとRaghuvaranの死後に公開された映画だから、というだけだったんですが、見てみたらSaranya Mohanもでてましたしよかったかな。
主役はDhanushという俳優さんですが、名前見聞きしたことはありましたがラジニの娘婿だそうで、踊りなどで特筆すべき点はなかったように思いますがなかなか有望な俳優さんなんでしょう。元作よりもいい出来になってるのではないかなぁ、見てないですがなんとなく。キャラ的に。
ヒロインはNayantara。まあいつもの感じといえばいつもの感じ。舞台が前半都会後半田舎になるのでそれでの変化が楽しめた感じですかね。
Saranya Mohanはセカンドヒロイン的な役でしたが、相変わらず非常にかわいらしく描かれていて個人的には一番よかったかな。今後も注目したいです。最後ハッピーエンドになる映画のちゃんとしたヒロインで一度見てみたい。
Raghuvaranは序盤で退場してしまう役だったんですが、説教くさい台詞の端々にも現実とかぶる台詞があったりして説得力が非常にありました。衝撃のシーンもまさかいきなりくるとは思ってなかったので結構驚かされました。そういう意味ではうまく監督が描いてるといえるんではないですかね。
あとはもう後半でてくる大家族の面々。人数が多いだけに圧倒されてなかなかすごかったです。ストーリー上も重要な意味をもっていました。
音楽は元作のテルグ映画と同じYuvan Shankar Rajaですが、曲も同じのようですね。引用元になってる映画が何の映画なのかわかりませんがちょっと気になります。
絶対に見ないと損とはいわないですが、暴力シーンも弱く安心して誰にでもオススメできるほんわか恋愛家族ムービーといった感じですかね。
