DVD「パダヤッパ」

劇場公開当時に日本で見た映画ですが、改めてよい映画です。今でも十二分に見る価値があります。

この映画でのラジニはとにかく笑顔がまぶしいです。

Ramya Krishnan。映画館でみたときは”悪役”というイメージでしたが、改めてみると非常に好演ですし、ダンス面でもすばらしかった。対照となる Soundaryaよりはるかにキャラが立っているし最後まで強烈な印象を残します。未見のKaakha Kaakhaにも出演しているようですし、どんな演技をしているのか楽しみです。

Soundaryaはアルナーチャラムと比較するとインパクトは薄いです。特にコレというほどのものはなし。

Nassar。若いw頼りなくふらふらする半端な悪役で、あまりみたことのないような役柄だったのでなかなか楽しめました。

話に絡んでくる登場人物の数がちょっと多いのでそのあたりは若干把握仕切れなくて面倒に感じる方もいるかも知れませんが、完成度は高い映画だと思います。なによりSivaji Ganeshanの遺作ですからね、恥ずかしくない出来で良かった、というものなのかもしれません。

字幕は英語字幕を邦訳したもののようなので、若干の不足があるような気もします。深尾淳一先生版の字幕を利用できなかったんですかねー。それともこれがその版、ということはないと思いますが…(クレジット違うし)。

あと画質。DVDなのにも関わらず画質が非常によくないです。元フィルムのせいなのか、同時発売だったビデオにあわせたのか、アナログノイズが乗っている感じで残念でした。音の方もインド国外向けに販売されているAyngaran版DVDはDTSへの対応も表記されています(実際はないこともありますが)。ほんの10年ほど前と比較的近年の作品なのにこれも残念です。それでもまあ日本語字幕ありの快適さには替えられないですがね。

http://www.rajini.jp/int.html
http://munmun.moo.jp/archives/2003/03/padayappa.php
http://ethnicdaisuki.cool.ne.jp/movie-009.htm
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=74112
http://eshop.ayngaran.com/ww/product_info.php?products_id=279&osCsid=6224cb876a352d064be6b8651d628f9b