DVD「Kuruvi」

一気に見終わりました。予算がAzhagiya Tamil Maganの倍かけただけあってスケールの大きい話に仕上がってると思います。マレーシアとインドをまたにかけるあたりはシャー・ルクの「DON」を思い出しました。ただ、

・ソングチャプターがない
・字幕の字体が妙に幅広でしかも字間が広くて読みにくい

というのがかなり気になりました。ソングチャプターがないのはさすがにちょっと…
あと盗作対策?なんでしょうけど「AYNGARAN DVD」のロゴが割り込み過ぎ。
いい場面で何度もでてくるとさすがに興ざめでした。

ヒロインはTrisha Krishnan。過去何作もVijay主演の映画でヒロインを務めてる女優さんですが、わたし自身はKuruviではじめてみました。愛嬌があって表情がくるくる変わるのが非常に魅力的でした。ダンスは普通だと思いますが。Thirupaachi、Aathiも見てみたいと思わされました。

敵役はSivaji:The Bossでも悪役やっていたSuman。今回はひげ剃らずに本来の姿(らしい)での登場でしたが、インテリヤクザな役はぴったりな感じですね。ひげ剃ったほうがいやらしい感じがして悪役としてはいいのではないかと思いましたね。

しかし何作もみてるとだんだんとおなじみの脇役の面々もわかってきて楽しいですね。Sivakasiで脇固めてたメンバーとかほとんどでてるし…

暴力表現も銃ではなくなたとか斧で非常にタミルっぽくてよかったです。
まあ雰囲気的に田舎ってことなんでしょうけど。やはりこうあって欲しいという感じはあります

あとダンスですが、予算かけてしかも大人数でのダンスが少ないせいなのか群舞してるまわりの女性ダンサーが妙にきれいな人が多かった気がします。予算の差ってこういうところにも現れるのかなぁ、なんて思ってしまいました。安心してオススメできる良作です。

http://en.wikipedia.org/wiki/Kuruvi