映画「Iru Mugan」(英語字幕)

並。@Golden Screen Cinemas Midvalley。14時30分。40〜50人。
マレーシア、クアラルンプールでの鑑賞。RM17。

全体的にイマイチ盛り上がりに欠ける映画だと感じました。Vikramが主役悪役の2役をやっていたので演技の幅という意味では面白みはありましたが、過去の主演作に比べるとなんともいえない凡作ではないでしょうか。Ravananのほうがまだ面白かったのではないかと思います。

2役ではこれまでVijayのAzhagiya Tamil Maganが個人的には好きですが、そういう感じでもなかった。キャラクターの幅という意味ではこの映画でVikramがみせたものの方がだいぶ上だとは思いますが…

ギャグシーンなどで細かい笑いは起きてましたが、外国人であるわたしにはまったく笑いどころがわからず。おそらくですが単語的に同じところで笑ってた様に思いましたので、吉本みたいな”お約束”な笑いなのではないかな。

舞台がマレーシアだったので、その場所で見た、ということだけでも意味はあったのかなという気はします。

そういえば今回日本国外でのタミル映画鑑賞4度目にしてはじめて時間きっかりから始まらずに予告編や広告が冒頭に挟まれていました。上映館が多くなっていたこと(映画館そのものが増えたのかもしれませんが)などからマレーシア、シンガポールでの上映の仕方が変わったのか。それともLotus FiveStar Cinemaのような専門の上映館ではなかったためか。どっちにしろ強烈な冷房は相変わらずでしたが…