映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」

普通。ビートルズになる前のジョン・レノンの伝記映画。ビートルズそのものに深い思い入れがある年代でもないので登場人物の似てる似てないなどはよくわかりませんが、映画そのものはまずまず良くできていたと思います。

背景知識が完全に0の友人はなにがなにやら最後の最後になってようやく少しわかった、という感じだったようです。多少なりとも背景を知った状態で見ないと面白みの感じられない映画かもしれません。

最後の最後まで「ビートルズ」という単語は出てきませんでしたが、既知の楽曲はところどころで演奏されます。個人的にはビートルズというバンド名をあえて出さない演出をしている(であろう)以上、楽曲についても出来る限り出さない方がよかったのではないかな、と思いました。実際に当時どんな曲を演奏していたのかなどまったく知りませんが、当時を彩ったプレスリーや他のアーティストの楽曲で時代の雰囲気を出した方がよかったんではないかなぁ。

映像としては所々で挿入される田園風景、そしていかにもな薄暗さ、家具などが非常に良くイギリスらしい雰囲気をよく出していたと思います。

今モーニングで「僕はビートルズ」というマンガもやってますし、興味を持つ人はみて損のない内容ではないかと思います。

最後に気になったのが、以前マイケル・ジャクソンが買ったビートルズ楽曲の版権。どうなってるのかと思いましたが、

http://beatlesinmind.blog101.fc2.com/blog-entry-127.html

こうなってたんですね。マイケル死後その権利も子どもたちに相続されて報酬をもらう形になっているんでしょうか。

http://blogs.yahoo.co.jp/room304zombie/21127462.html
http://www.barks.jp/news/?id=1000065112