DVD「Saamy」

Vikramも若いしTrishaも若いなーっていうのが感想かなw。撮影当時Trishaはまだ10代、Vikramも最近のようにマッチョになる前の少しスリムな感じが若さを感じさせて非常にさわやかでよかったです。全体としてみるとすこーし特徴の弱い感じはしますが2003年公開当時結構ヒットしたようです。完成度はまずまず高いでしょう。こうなると同年公開で数々の賞を受賞したPithamaganをいよいよみてみたいですなぁ。Ayngaran版がないのが残念です…

Vikramのキャラクターは意外にも若さを感じるもので結構新鮮みがありました。終盤の超人的な戦いは若干コミカルさもありましたがなかなか迫力がありました。

Trishaのキャラは特筆する点のない、きわめて標準的というか癖のないものでした。ダンスで周りの女性ダンサーをティーンで固めたような、若い娘だけのがあってそれは非常に珍しかったです。統一感はイマイチな感じもありましたが若い分キレはあり、新鮮でした。

ストーリーは比較的よくある賄賂、不正、暴力といったもので地元の元締めマフィアと対決する警察署長という構図のもの。それでも同様の物に比べると暴力シーンは控えめなので誰にでも楽しめるんじゃないでしょうか。

音楽はわりと特徴的というかあまり聞かないような感じの曲でした。音数も少ないというか、歌手の方の声もあまり耳にしない感じの声が多かったような気がします。

Vivekのコメディシーンも全体通してちりばめられていて、特別重要な役割と言うこともなかったですが、倫理的な説明をわかりやすくするといった感じだったのではないかな。細かいところはもちろんわかりませんが、台詞回しの韻が非常に目立っていました。

DVDの製造元がいつも買っているAyngaranではなくTAMILINIというメーカー。購買はAyngaran経由でしたんですが。画質的に若干落ちる感じはありましたが十分及第点でしょう。音もまずまず。字幕で英語以外にもフランス語とテルグ語がついてるのが珍しかったです。英語字幕一カ所だけ改行されていないために見切れているのがありました。ちょっと残念。

VikramやTrishaのファンであれば抑えておいて損のない作品といったところでしょうか。

http://en.wikipedia.org/wiki/Saamy 英語表記だとSamyだったりSaamyだったりします。