映画「バーダー・マインホフ 理想の果てに」

基本的にチェと同じようにドキュメンタリー映画。バックグランドを知って見た方が間違いなくいい映画なんでしょうが、知らずにみても感じるものはありました。

時代背景は反戦運動が世界的に盛り上がっていたベトナム戦闘当時。日本でもベ平連などの運動もありましたし、また連合赤軍などといった映画で描かれているのと似たような組織があったためその辺の知識があればおおよその背景を理解することは難しくないと思います。

単純に「いい映画」とはいいにくいですが、2時間半という上映時間を少なくとも長く感じることはありませんでした。非常に考えさせられる内容だと思いますし、また政治腐敗などにたいして無力感を感じることが多いのではないかと思うような人に見て欲しい映画です。

字幕についてはわかりにくいところなどは特になかったです。演出で場面が飛び飛びにはなりますが、時系列が狂っていないのでわかりにくいということはないと思います。

全編を通して肩の力を抜くようなポイントがないので、気がついたら肩がめちゃめちゃこっていました。これから見る方は意識して楽な体勢で見るように心がけるといいかもしれません。

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