エヴァに続いてお昼から見てきました。こっちは20人以下の客の入り。
非常にいい映画です。若干冗長なところはあるかと思いますが、それでもよくまとまっているし、わかりやすいと思います。
制作にディスカバリーがかんでますが、ディスカバリーチャンネル向けのTV番組として作ったら、ナレーションを挟めるだけにおそらくそっちの方が作りやすかったでしょう。でも、ドキュメンタリー映画として作ったわけです。
それはなぜなんでしょう。
個人的な意見としては、これが多人数が関わったにしろ、一人の人間が
成し遂げたこととしては空前絶後、そして決してマネすることの出来ない偉業ともいえることだからではないかと思いました。
「危険なので絶対マネしないように!」
などと書かなくてもマネしようということすら考えもつかないような、それほどすごいことでしょう。下向きの写真みるだけでも縮み上がってしまいます…
実際にワールドトレードセンターを渡っている部分には近めからの映像はなく、写真のみだったと思います。まあたしかに屋上までフィルムカメラを持って移動する余裕はなかったでしょうし、TVカメラとかも当然きてなかったので仕方ないことでしょう。地上からはほとんどみえませんしね・・・。そこがちょっと残念でした。まーどうしようもないですけど。
映画の最後は、その後関係者がどうなったのか。主人公であるフィリップ・プティとその他の人物、そこに出来てしまった溝の部分をサラっと流して終わりです。
たしかに成し遂げるまでが重要で、その後はおまけ的なものかもしれません。個人的にはそれをエンディングロールのところで写真とナレーションや字幕などで紹介、解説するような感じで終わってくれればよかったのになぁ、と思います。どうしてかというと、エンディングロールのところで立つ人に気を散らされるのがむかつくからです。
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