単純に楽しめる爽快な映画。劇場公開当時にみなかったのが悔やまれます。
この映画も前半と後半で展開がガラっと変わります。前半部分は非常に丁寧に描写されていたように思いましたが、後半は若干雑というかおおざっぱなヒーロー物になってしまったなぁ、という感じ。最後のオチの部分も細かいことは全部吹っ飛ばして大勝利、幸せになりました、といったようなものでもうちょっと何とかならなかったのかなぁ。前半が丁寧な作りだっただけに後半の雑さ加減が残念でした。でも十分楽しめましたけどね。
この映画で特筆すべきはJanakarajですかね。この映画ではラジニの片腕的な役割を演じていました。いつものコメディアン的な部分はやや影を潜めてカチっとした演技で新鮮でした。下のリンク先にある紹介では代貸という風にありましたが、そういう表現もあるんですね。
Dhamu、どこにでてるの、と思って見直したらリクシャーの運転手にいました。特に出番が多いわけでもないチョイ役でしたが、サブコメディアンなのかな。あごひげをはやしていてやや見慣れない姿でしたが。
画質はまあまあ、ノイズちょい多め。音質もまあまあ。やや古い映画だから仕方ないでしょう。
http://www.rajini.jp/b-intro.html
http://ethnicdaisuki.cool.ne.jp/movie-007.htm
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=1427
