映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」

良。知られざる戦前の甲子園の話。3時間超という長いの上映時間ですが、「少し長い」という程度の感覚で楽しめました。

全体を見ると構成に甘さというか、メリハリが薄い感じはあります。登場する役者が本業の人ばかりではないようですが、それが逆に高校野球における「必死さ」をうまい具合に表現出来ていたんではないか。ただ、常に全力投球なので試合のシーンはちょっと飽きるかも。

基本的な筋そのものは何の変哲もない一般的な成長物語。もちろん美化されてるのかなと思えるところもあります。

日本人以外の役者さんによる日本語も十分聞き取れます。ただ、日本語のレベルがあるべきはずの水準にない人物(特に架空の登場人物2名)もいるので、そのあたりでは違和感を感じることもありましたが些末なことと思える程度。当時でいうところの高砂族漢人の日本語レベルがどの程度だったのかが気になるところです。

この映画を見たことで改めて、まだ見にいったことのない烏山頭ダム嘉義、台中にいってみたいなと思いました。

http://movie.maeda-y.com/movie/01951.htm 超映画批評 65点

http://www.showizzy.com/topics/news/taiwan-movie-kano 日々こつこつブログ