上映時間はちょっと長いですが、わざわざ3Dで見に行くだけの価値があると思いました。上映館が限られるのでどこででもみられる、というわけではないのが残念です。最大で直前のいすの背もたれくらいまで飛び出してくるように見えるというのにまず驚かされました。
内容については一般冒険ものという感じで特筆すべき点はまったくないですが、とにかくもう映像と効果音での迫力がものすごい。特にホログラフィックとして表示される形の浮かび上がるCGモニターの表現がものすごく立体的に見えて、まずそこに驚かされました。
全体としては「世界に入り込む」というほどはいきませんでしたが、「時間を忘れて手に汗握る」という程度には楽しめました。上映劇場としては3D眼鏡の配布回収などに人的コストもかかるでしょうし、採算ラインは結構高めなんでしょうけれども平日夕方の回でもそこそこ客も入っていましたし、未見の人は是非3Dで見ていただきたいものだと思います。ブルーレイでもこの立体感はでないですからね、さすがに…
注意点としては上映時間が長いので、水分の取りすぎには注意ってことでしょうか。上映中ちらほら出入りする人がありましたし、またわたしの横にいた方もトイレにいったりしてましたのでそこで集中が途切れたりして、そういうのも残念でした。
また3D上映される映画を見る機会があれば、今度はXpanD版というのでみてみたいです。