映画「英国王のスピーチ」

普通。台北から帰りの機内パーソナルモニター、日本語吹き替えでみました。劇場のスクリーン、字幕でみるとまた違った印象になるかとは思いますが。

中盤までの流れはよかったんですが、終盤にかけ突然駆け足になってそのまま終わってしまった感じ。戦争に突然突入した、という唐突感を出すのにはよかったのかもしれません。英国王室についての事前知識がまったくない状態でみましたが、それだと理解が追い付かないまま終わってしまう感はありました。Wikipediaなどで下調べしてから見た方がより楽しめるかも知れません。

ヨーク公と治療の専門家、その2人の信頼関係が山あり谷ありでできあがっていく段階は楽しめました。スピーチのシーンが山場なんでしょうが、特段の盛り上がりはありません。物足りなさが残りました。もう30分か1時間、スピーチ前後のエピソードを入れて盛り上がりが欲しかった。兄やその妻となった女性とヨーク公の家族との確執についてもう少し表現してもよかったのではないかなと。

とりあえず字幕版でもう一度みてみたいとは思います。