普通。公開3日目にみにいきましたが、平日朝の初回ということで20人程度の客でした。
オリバー・ストーン監督の「The Doors」と違い、再現映像なしで過去映像を編集して製作された映画。ジョニー・デップがナレーションをしていますが過剰な演出はなし。新規のインタビュー映像などもなく淡々と画面が流れていきます。わたし自身はまったく知識なく映画をみにいってしまったので1時間半程度の映画でしたが、終盤正直眠かった。同じ映像や同じ場面の別角度映像を繰り返し見せられるようなことはなかったのでその点はよかったとは思います。
個人的にはThe Doorsに影響を受けたというJoy Divisionの再現映画「コントロール」がよかっただけに、オリバー・ストーンの映画も見てみたいとは思いました。Joy Divisionの方も過去映像再編集での映画がでていたようですが。
THIS IS ITのように直近の人物ものでなければ、過去映像だけでは内容に厚みを持たせにくいと思いますし、だいぶ時間が経ってThe Doorsど真ん中だった世代が相当に年齢を重ねていることも考えると、過去映像だけで1本の映画を仕上げるよりは再現映像も交えるなどした方がより深くテーマを表現できるんではないかと思いますし、現役時代を知らない層にもアピールしやすいんではないかな、などとファンではない立場からは思ってしまうんですがファン心理はまた違うんでしょうかね。
