劇場映画「Aasal」

シンガポールのWoodlandsにあるCathay Causeway Pointという映画館でみてきました。
料金はS$10。窓口で映画名を告げると「え?これ?」みたいな反応をされたのが予想通りすぎて笑えました。上映終了後まわりをみてみるとほぼ全員インド系の方。国際都市でも文化ギャップというのはかなりあるものなんですね。

主演Ajith、父親役とのよくある二役。登場シーンも見せ方の工夫はあるかなと思いますが凡庸。ダンスはうまくこなしていたと思います。目につくような違和感はありませんでした。

ヒロインは2人でSameera ReddyとBhavana Menon。Bhavana Menonのかわいらしさが非常に目立ちました。Sameera Reddyもキレイですけども。Sameera ReddyはそういえばJr.NTR主演「Ashok」のヒロインでしたね。道理で見たことある顔でした。

コメディ担当のYugi Sethuがとにかく際立っていました。全編を通して活躍し通しで、この映画の真の主役ともいえるほどの印象。自身が脚本をつとめているだけに活かし方がよくわかっていた、というところなんでしょうか。コメディアンかとおもったんですが違うんですね。しかしお見事。劇場内で何度も笑い声があがっていました。

物語の骨子となるストーリーはそれほど複雑なものではないですが、状況が二転三転するので飽きませんでした。その間間にコメディや格闘シーンが比較的テンポよく挿入されるので135分と長くない上映時間ですがまったく飽きることなく楽しむことが出来ました。

格闘シーン自体はいまいちちゃちな感じのする部分もありましたが、まずまずかな。カーチェイスはおまけ。派手さはありましたが。

事前にみたYouTubeのコメントでFlopなどとさんざんに書かれていながらBest Comedy of the Yearとも書いてあったのでどんなものかと思って見に行きましたが、英語字幕すらない状態でみても十分楽しむことが出来ました。おそらくBlu-Rayがでるでしょうし、字幕付きで内容をきちんと把握してもう一度見てみたい映画です。

http://en.wikipedia.org/wiki/Aasal
http://blog.goo.ne.jp/mk_trinity/e/ac77d37d532e6fc14877ce820809b216

このダンスのコミック性は異常。