映画「空母いぶき」

やや不可。@109シネマズ二子玉川Scr9、15時35分。90~100人くらい。

前評判をみてあえていってみたが、やはりひどかった。

中韓に忖度したためか原作が改変され、突如出現した架空の新興国家がロシアの新鋭戦闘機などで装備を固め、架空の離島を占拠し戦闘状態に入るというストーリーに。

CGでの表現を控えめにするためか、人物の顔アップが過剰に多くうんざり。戦闘シーンで同じセリフが繰り返されるところもありますが、まったく同じ角度での繰り返しで飽きました。カメラの角度を変えたり別のセリフを挟んだり色々変えられたのではないかと思いましたが、そういうのもなかった。

また、空戦シーンも海戦シーンもひどい。状況が全くつかめない。船や飛行機、ミサイルの挙動があまりにもおかしいところが散見されるなどツッコミどころ満載でした。

各役者さんたちはそれなりに力を入れて演技をしているようにみえただけに、逆にそのことがそれ以外のシーンとダメさによって台無しにされている。

それ以外にもコンビニのシーンはまったくいらないのではないかとかありましたが、とにかくマンガとしてよく出来ていると思った素材も改変されると駄作になってしまうといういい例なのかなと思いました。もちろんよいと思うところもありましたが、それ以上にあまりあるほどのツッコミどころ、悪いところが満載の映画でした。

是非、一度みてみてツッコミしまくってもらいたい、そんな映画です。

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