映画「キャロル」

優。@109シネマズ湘南。客20〜30人程度
アカデミー賞有力の噂に違わぬ映画。正直日本ではウケにくいとは思うけども、素晴らしい映画だと思います。ルーニー・マーラのかわいらしさ、芯の強さ、ケイト・ブランシェットの揺れながらも軸を定めた男らしさ(女性ですけど)が楽しめました。
画面における色配置の工夫は「ルーニー・マーラだけやけに派手な色の衣装だな」と思ってましたが、いわれてみれば確かにその通り。ある意味くすんだ色の世界に輝く主人公といったところにもみえました。

アカデミー賞のノミネートに2人が主演と助演で振り分けられてしまったのが残念なくらい、2人の存在感が圧倒的に光る映画でした。

http://movie.maeda-y.com/movie/02052.htm 超映画批評90点