映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」

過去作をみていればおもしろくないことはない。ただ凡作ではあると思います。

キャストは豪華で、これまでのキャラが総出演といった感じ。その分人数が多すぎて個々のキャラクターの色を出すことが出来ていたのは少なかった気がします。内田有紀は美人ですね。改めて。

年月というものは残酷なもので、以前でたときよりもキョンキョンのふけ具合が更に進行。当然なんですが、若いときのイメージが強い世代なのでどうしてもつらいものがあります。そういったところを気にしなければキャラそのものはよかったんじゃないかな。

ただやはり登場人数が多すぎるせいでそっちのギャラに制作費をとられたせいもあるんでしょうが、舞台装置、道具などがとにかくしょぼい。一番ひどいと思ったのが時限爆弾と、最後の爆破シーンのCG。時限爆弾はそれこそ30年以上前の特撮ものかと思うような出来ですし、爆破CGもしょぼしょぼすぎて失笑もの。

全体としては「こんなもんかな」という程度にはまとまっているとは思いますが、テレビでみればいいっていう程度の出来じゃないかなぁ。日本のテレビ映画はやはりこんなもんなんでしょうかね。不景気な時代が悪いのかなんなのか。

http://movie.maeda-y.com/movie/01479.htm 45点