引退馬のその後についての話

自ら引退馬を所有!ヒューイットソン騎手に聞く南アフリカの引退馬事情(1) - 佐々木祥恵 | 競馬コラム - netkeiba.com

南アフリカでは引退後も引受先を探す義務を馬主が負っているそうです。

日本ではあくまで「現役競走馬としての期間リース」みたいな契約が牝馬の場合は多かったりすると思うので、意識的な差がかなりありそう。

零細の個人馬主にそこまで負わせるのは正直入り口が狭くなりすぎると思うし、JRA天下りでもなんでもいいんで引退馬のセカンドライフを紹介するNPO法人みたいなのを作って定額払って一任するとかいう形にするのが現実的なんではないかと思います。

ただ、上記記事にあるような社会状況とは日本は全く違って受け皿があまりにも少ないと思うので、まずはそういう裾野を広げていくことからはじめて行くのがいいんだろうと思います。

過去の悲惨な例としてハードバージなどが知られていますが、少しでもそういうことがなくなっていくことを願います。

国ごとの事情もありますし同じようにはなかなか出来ないでしょうけども、繁殖として輸出されなければ基本的にサファリでえさというような悲惨な最期は正直迎えて欲しくないというのが愛護的な観点からは望まれるところでしょう。費用的な問題もあるので単純にはいえませんが、文化としての馬事の広がりにも期待したいところです。